作品紹介4 [作品紹介]

タイトルは『Desert Rose』です。
主人公が珍しい存在で精神的に脆いけど奏でるピアノは美しいという意味をこめて。
あと、美しいけどもろい絆っていう意味もこめてます。
ほかのタイトル候補は『Absente』。
これはフランス旅行ガイドブックを見て知ったんだが、アプサントは強い覚醒作用のために製造禁止になった魅惑のお酒らしいです。
素敵[黒ハート]と思って即ネタに。
『play with vampire』とか『Bloody-romance』とか考えた。
自分のセンスのなさが悲しいよ・・・。

ダレン・シャンの映画を見たら急にヴァンパイアものが書きたくなって考えました(笑)
そして、ちょうどそのころ和風クラシック音楽ものが書きたくて大正時代とかどうだろう・・・と考えていたんですが、疑似大正時代でファンタジーにしよう!という結論に。
ただ単に和服でピアノを弾く日本人を出したかっただけですが[たらーっ(汗)]
てなわけでこの話はピアノメインです。

設定は細かく考えてます。
長々と書いちゃいますよ~[キスマーク]

コンクールを突き詰めてよりスポーツっぽさを極めたピアノ競技=バロック・ピアノなるものがでてきます。
ここではサッカーや野球のように人気のあるスポーツ?となっています。
最初はロココピアノにしようか迷ったが、ロココだと明るいイメージがするしバロックだとほの暗いというか妖しいイメージもするので(バロック=歪んだ真珠だしね)バロックに。
文字通りピアノ一台で既存のクラシック音楽(交響曲や協奏曲など)をやたら仰々しく華麗に豪華に編曲して競います。

きっかけはショパンのピアノ協奏曲にピアノソロ版が存在すると知ったからかな。
それ以外にも編曲ものでラフマニノフの交響曲をピアノ協奏曲にしたやつとか、新世界をピアノ協奏曲にしたやつとか(曲は短いけど)、を聴いていいな~と思ったこともきっかけの一つです。
ふつうの人間が全曲とおして連日競技ピアノを弾くのは至難の技だと思うので・・・
ここでファンタジー設定。
新市街に住むピアノを弾くために遺伝子を改造強化された人同士で競うことにしました。
新市街はいろいろなスペシャリストたちが住み、旧市街にはただの人間たちが住んでいます。

そして主人公は旧市街から生まれた異端のバロックピアニスト。
普通の人間が何故ここまでバロックピアノを弾けるのかは解明できません。

それとね、もうひとつきっかけあった。
薔薇と十字架で幻想曲(編曲もの)編を考えたらもっとつっこんでやりたくなったんだよね。
ない曲を想像するのが楽しくて。
作中はピアノメインですがもちろん他の楽器による競技もあって、主人公はたまにピアノ伴奏で参加します。

そして、編曲師の存在。
競技に使用される曲は編曲師なる存在が編曲をします。
なのでどれだけ素晴らしい編曲ができるか編曲師の腕前を競う二人三脚の競技でもあります。
編曲と演奏を兼ねた競技?

バロックピアノはジュニア部門と普通の部門に分かれます。
子供のが無駄に指回りそうだしで。
三十歳になると体への負担のこともあるのでバロックピアニストを引退し、普通のピアニストになります。
しかし引退後もバロックピアノが忘れられずやたら超超絶技巧な曲、弾き方に走り続けてしまう者もいます。

競技自体は1カ月に一回あり、年に何回か選んで出場します。
大会名を作曲家の名前にするか神話の神々の名前にするか迷い中。
でも、ゼウス杯とかアポロン杯とかにするより、モーツァルト杯とかショパン杯のほうがかっこいい気がする。。。
で、年一回の世界選手権的なものや4年に一回のW杯、オリンピック的な大会も作りたい。
いわゆるショパンコンクールとかチャイコフスキーコンクールなイメージ。
最近の若手ってコンクールでめちゃめちゃ競い合ってるというか
この人こっちのもでてるの?とかこっちでもこの二人ぶつかってる~とかよくあるよね。

ちなみにガラコンサートは協奏曲やら協奏曲風アレンジ曲やらデュオやら4台ピアノ5台ピアノなどありのコンサートです。

概要はこんな感じです。

そして主人公燕谷央世(ツバメヤヒサトキ)はジュニアからシニアに上がってスランプ中。
原曲や編曲師の存在を忘れさせるほど曲を自分のものにして聴く者を惹き込む天才なのに精神的に弱い子です。

で、元バロックピアニストで編曲師のアレクシス・バルトルディはヴァンパイアの王子にも関わらず人間界に入り浸っています。
年をとっていないのを不信がられると大変なので数年前から表舞台には立っていません。
人間を理解しようとは思わないと言いつつ人間が作った音楽に入れ込んでいます。
現代のリストとか言われてます。

なんか、オペラ座の怪人的要素もほしかったんだけど無理かも[あせあせ(飛び散る汗)]
オペラ座ってなんか昔から縁があるからか思い入れあるんだよね。
あの雰囲気が好きで。
誰か舞台設定そのままでBL版とかつくらないかな。
ちなみに女一人に男二人の設定が韓流みたいだね、と映画一緒に見た友達が言ってたw

いろいろ試行錯誤して考えたんだが、
最初は実在の国名を出すのが嫌で異種族間による競技にして主人公だけ人間にしようと考えたんだけど、単純に人間賛美になりそうだしってことでヴァンパイアと人狼だけ出そうと思いました。
あ、それと、強化人間に対抗して作られた70%?サイボーグ化したバロック・ピアニストも出したい。
今思うと、日本舞台でよかったかも。
いろいろ裏設定が作りやすい。

しかし、アクションとか考えらんねぇ。
アクションもやりたいけど私のおつむでは無理だ!
これが限界よ~ほほほほほほほほほほほ[バッド(下向き矢印)]
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